いまどきの貸金庫活用法
貸金庫の料金
私の友人は、引っ越しを機に貸金庫を利用するようになりました。その訳は新居に防犯カメラやオートロックがなくて、もし盗難に遭った場合に困るからだそうです。一応家の玄関の扉には鍵が2か所付いているのですが、それぐらいではプロの窃盗団といった空き巣を防ぐ事は出来そうにありません。入居する際に盗難に対して150万円の補償の付いた保険には加入したのですが、たったの150万円では全財産をまかなえそうにないので何か対策を取らねばと思ったのが契約のきっかけだったそうです。
ちなみに友人の家には、成人男性が2人がかりでやっと持ちあげれるぐらい重い金庫があるんです。ですがが、金庫ごと盗まれたら終わりだし、強盗に押し入られると生命の危機と引き換えに開けざるを得ないだろうと考え、ここまでくれば徹底的な防犯対策をしようと思い、さまざまな対策を考え、思い切って銀行の貸金庫に定期通帳や生命保険の証書を預ける事に決めたのだそうです。
歩いて行ける距離にある銀行4軒に貸金庫の利用額を尋ねたら、だいたい12,000円からというところが多かったのですが、ある程度の取引がないと貸してもらえない場合もあるのです。でもその中で、1行だけ、友人のご主人の勤め先の記載されている健康保険証(国家公務員)を提示したら二つ返事で貸金庫を貸してくれるというところがあったので即契約したのだとか。職業によっては貸し出しを引き受けてもらいやすい場合があるみたいです。貸金庫の使用料が年に12,000円という事は月額1,000円。月に1,000円でセキュリティ代わりになると考えたら安いものですね。
ちなみに、貸金庫には期間があって、半年、一年、複数年と借りる期間を選べるそうです。複数年契約をすれば1割から2割程度利用額が割り引いてもらえるそうです。友人はこの複数年契約の結果、5年契約で1年当たり8,000円を支払って貸金庫を利用しているそうです。