いまどきの貸金庫活用法
貸金庫に預けられるもの
貸金庫を利用するにあたっては、自分の大事な財産や金品、それも「誰にも見られたくない」「自分自身で責任を持って管理したい」と言えるほどの貴重品を預ける場所として活用する人が多いです。では実際にどのような貴重品を預けることができるのでしょうか。
まず、貸金庫はそんなに大きいものではありません。事務机の上にあるような書類ケース、それの1段分程度のスペースしかないと思ってください。貴重だからと言って美術品や陶芸品を預けられるだけのスペースはないということを知っておきましょう。それに貸金庫は湿度などの管理がされているわけではないので、湿度で劣化するような貴重品は当然預けることができません。
もっぱら利用されているのは、高価な貴金属、預金通帳、現金、土地の権利書、遺言書などそのものに額面上の価値があるような重要書類であることが多いです。資産家であれば株券そのものや、自分の経営する会社関連の書類を預け入れておくことも多いです。庶民にとってあまり利用する価値がないのかもしれませんが、家においていて盗難や災害などでなくなってしまうことを恐れているならば、貸金庫を利用する価値は十分あると思います。また、あまり人の目に触れられたくないアイテム、存在そのものを知られたくないようなアイテムを貸金庫に預ける場合もあります。破損や紛失の恐れを軽減したいこと、そして存在そのものを隠蔽したいものがあれば、貸金庫に預けておくと十分それらの不安は解消できると思います。